エコー検査とは、高周波の音波(超音波)を体に当て、その反射を画像として表示することで、体内の臓器や組織の状態をリアルタイムに観察する検査です。放射線を使わないため、動物への負担が少なく、繰り返し行えるのが大きな特徴です。
動物病院におけるエコー検査では、主に腹部(肝臓・脾臓・腎臓・膀胱・消化管など)や心臓(心エコー)、場合によっては胸腔や眼球、皮下腫瘤の評価に用いられます。
臓器の大きさ・形・内部構造、液体の貯留、腫瘤や結石の有無、血流(カラードプラー)などを確認でき、X線検査では分かりにくい情報を得られます。
多くの場合、無麻酔または軽い保定のみで実施でき、診断や治療方針の決定、経過観察に非常に有用な検査です。