避妊・去勢手術

避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術の主な目的は、大きく分けて「病気の予防」「ストレス・問題行動の緩和」「望まない繁殖の防止」の3つです。

1. 病気の予防(健康寿命を延ばす) 将来的に命に関わるような、性ホルモンが関連する病気を防ぎます。
女の子: 乳腺腫瘍(乳がん)、子宮蓄膿症(子宮に膿が溜まる重病)など
男の子: 精巣腫瘍、前立腺の病気、肛門周辺の腫瘍など

2. ストレスと問題行動の緩和 発情期特有のイライラや本能的な行動を抑え、ペットが穏やかに過ごせるようにします。
女の子: 発情期の鳴き声、食欲不振、精神的な不安の解消      男の子: マーキング(おしっこかけ)、マウンティング、脱走、攻撃性の軽減

3. 望まない繁殖の防止
飼い主が育てきれない数の子が生まれてしまう「多頭飼育崩壊」や、不幸な野良猫・野良犬を増やさないための社会的な責任としての側面もあります。

手術を受ける時期は、 一般的には生後6ヶ月前後(初めての発情が来る前)が推奨されることが多いです。 メリット: 若い方が麻酔のリスクが低く、回復も早いです。また、乳腺腫瘍の予防効果は「初回発情前」に手術するのが最も高いと言われています。
手術後はホルモンバランスの変化で代謝が落ち、非常に太りやすくなります。 術後専用のフードに切り替えるなど、食事管理がその後の健康の鍵になります。